ピッポンとチェリポンの部屋で心に光を・・・今の世界に思うこと

チェリポンの人嫌い

 

クロ猫のチェリーは、知らない人が来るとカーテンの陰に隠れて何時間も、その人が帰るときまで、出てきません。簡単に言えばとても臆病で人見知り。

 

そんな人はいますよね。まさしく私、チェリポンは、本質的にはチェリーと一緒。よくわからない人はとにかく苦手で、目が合わないよう、話しかけられないよう、と心をくだきます。

 

人なので人が来たら、カーテンの陰に隠れるわけにはいきません。なので、一応対応はしますが、内心はびくびくものです。こちらから話しかけていいものか、何の話をしたらいいか、頭はフル回転してます。そうとは見せませんけどね。

 

世にいう、発達障害、自閉の傾向があるのです。一人でずっと本を読んでいたり、漫画を読んでいたり、自己流の体操をしていたり、は得意です。たいていは自分の世界に入っているというか、なのでそこから出なければならない時に、困難があるのです。

 

というわけで、雑談が大の苦手です。雑談により知らない人と友達のような輪を作ることのできる女性の技は、私からすると神業に近いと言えるかもしれません。

 

つまり、警戒心が強いのかもしれません。知らない人と打ち解けられる場合、相手の方が自分のことをぺちゃぺちゃ、警戒感なしに話してくれるときです。こちらの警戒感も溶けて、自分の意見を言えたりします。

 

そんな人はとても貴重といえます。大事にしたいと思います。きっと裏表がないから、社交辞令ではなく、いろいろ自分のことを客観的に話せるわけですものね。

 

きっとそういう方もどこか苦労はあるのでしょうけれど、とにかく人が好きなのです。なので、人嫌いの私まで、好きになってくれるのかもしれません。

 

チェリーの素直な気持ちや行動がとても好きです。隠れていたければ、いくらでも隠れていられる、そんな特権をもった猫をうらやましく思ったりします。